So-net無料ブログ作成

【西条昇のお笑い論】「エンタメ論Ⅰ」で漫才論を

今日のマスコミ学科の金曜2限「エンタメ論Ⅰ」では漫才論を。
まずは漫才とコントの定義や形式の違いから入り、漫才のルーツとなった萬歳の起源へ。
奈良時代の宮中での主君の長久を祝う「千秋楽」「萬歳楽」から「千秋萬歳」(豊年の秋を千回万回と迎えられるようにと長寿を祝う意味があり、言葉としては中国から伝わった)へ。
相撲や歌舞伎の最終日を指す千秋楽は、ここから来ている。
万歳三唱の万歳(バンザイ)とも北朝鮮の「マンセー」とも言葉の歴史が重なる。
平安時代には貴族の間で寿ぎの芸能として確立。室町時代には一般民家への門付け芸に。
農耕の収穫を願うめでたい芸として「大和萬歳」「尾張萬歳」「三河萬歳」などが発達。
太夫と才蔵の二人組による、小鼓を叩きながら、めでたい言葉や語呂合わせを散りばめたユーモラスな歌のやりとりが主流。リズムネタの元祖。
明治期に、上方を中心に「万歳」(万才)として寄席芸となる。当初は三重県の三曲萬歳(鼓、三味線、胡弓を使用)からの影響が強かった。確かに三曲萬歳の映像を見ると、かしまし娘やタイヘイトリオなどの音曲漫才との共通性がある。
大正期の吉本の寄席での万歳推し。昭和5年に吉本が結成させた横山エンタツ・花菱アチャコによる「しゃべくり漫才」の確立と波及効果。昭和7~8年から吉本が「漫才」の字を使用。
東京漫才への影響。戦後のしゃべくり漫才のスターたち。昭和55年の全国的なマンザイブーム。ダウンタウンのフリートーク漫才。M-1グランプリ。…などなど。
約千年の萬歳~漫才の歴史を100分で駆け抜けた。
https://youtu.be/3lLoxjLSS3w
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0